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オンライン保育ってどんな事をするの?ポピンズが始める新たな取り組み

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昨今の情勢により、多くの保育園や幼稚園が休園する中、

ポピンズによる「オンライン保育」が話題となっています。

 

www.poppins.co.jp

株式会社ポピンズホールディングス

【新しい保育のカタチ「オンライン保育」スタート】

 

ポピンズは子育て・介護事業を主とする企業で、

全国の主要都市に、多くのスクール(認可・認証保育所)を運営しています。

 

そのポピンズで休園や登園自粛などの影響を受ける乳幼児、

そして働く保護者のサポートとして、

新たにスタートしたのが「オンライン保育」です。

対象はスクールに通う子ども。

一部の園で実証実験を行ない、4月中を目処に、

ポピンズナーサリースクール全園に拡大することになりました。

 

 

実証実験に参加した子どもは、画面の向こうで一緒に工作をしたり、

画面いっぱいにダンスを踊ったりと、大変楽しんだそうです。

終わりの挨拶時には「え〜!」という名残惜しそうな声もありました。

 

在宅で仕事をこなしながらも、家事や育児に時間を割かざるを得ない

働く女性には、とても心強いニュースではないでしょうか?

 

この記事では

・オンライン保育とはどんなものなのか

・運営元のポピンズとはどんな会社なのか

それらについて書いています。

 

オンライン保育が気になる!ポピンズはどんなことをするの?

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オンライン保育では、どんなことするのでしょうか?

 

ポピンズでは、オンライン会議システムを使って保育士と在宅の子どもを繋ぎ、

絵本の読み聞かせ、ダンス、手遊びなどを実施しています。

その他、英語の講師など多様なプロを招くなど、在宅での教育も可能です。

 

自由に外に出ることもできない今、

楽しい保育園に行ったり友達に会うことができず、

子ども自身も大きなストレスを抱えています。

オンライン保育は、プロの保育スタッフと一緒に遊んで学んだり、

画面を通して友達の顔が見える場を作れないか、という考えからスタートしました。

 

そして子どもだけでなく、保護者へのケアの一環としても、

オンライン保育は有効です。

 

在宅ワークの保護者にとっては、子どもが熱中できて

成長につながるようなサポートを受けることで、

保護者も仕事や家事に集中することができるようになるのです。

また不安を解消できるよう、子どもや保護者に向けた

オンライン面談も実施しています。

 

オンライン保育園を手掛けるのは認可保育所を運営するポピンズ

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オンライン保育園を手がけるのポピンズは、

認可保育所を運営する保育・介護事業の企業です。

保育園の運営以外にも、ベビーシッター、商業施設・ホテル内保育、

学童教室なども手がけています。

 

ポピンズはオンライン保育に続き、園の保護者向けに

オンライン育児相談」もスタートしました。

相談内容は家庭での過ごし方・教育、

常に子どもと触れ合う上での悩みやイライラとの付き合い方などに、

経験豊かな保育園の施設長が答えるというサービスです。

 

ポピンズの経営方針の軸になっているのは「働く女性へのサポート」。

それは創業者の実体験が元になっています。

仕事をする傍ら、幼い子どもや病気の家族の世話をしたり、

家事が疎かになってしまったりと、

心を痛めながらも前向きに働く女性を支えたいということです。

 

そんなポピンズだからこそ、今回のオンライン保育園は

どこよりも早く実施にたどり着けたのではないでしょうか。

 

まとめ

 

在宅ワークは、職場と違い集中できる環境を整えるのもままなりません。

特に小さな子どもがいる家庭では、

危なっかしくて目を離すこともできないでしょう。

 

新型コロナウイルスの影響による活動自粛は、

子どもにとっても、保護者にとってもストレスです。

育児と仕事の両立はとても困難になっています。

 

もちろんオンライン保育はオンライン会議システムを使用するため、

保育士が直接子どもに触れたりあやしてあげたりはできません。

ですが、四六時中子どもの相手をしたり、常に話しかけてきたりで、

仕事に集中できないなど、子どもと保護者のストレスを

大きく改善してくれるに違いありません。

 

今回、他の保育園に先駆けて、ポピンズでオンライン保育がスタートしました。

子どもと保護者両方が緊急事態を乗り越えるために、

オンライン保育のようなサービスが広がっていくのを願うばかりです。